台風対策について〜サッシの調整編〜
台風24号凄まじかったですね。
皆様ご無事でしょうか?停電や断水で不便な思いをした方も多いと思います。
台風翌日は晴れた中の停電だったため、太陽光を導入したお客様のお家では自立運転で
電気の自給自足ができたり、自給率98%分の蓄電池を導入しているお客様は普段と同様に
生活できたという報告を受けました。
これからエネルギーを自給できる体制を整えていくのは非常に大事なことだと
改めて感じています。
2週間ほど前になりますが、蒸暑地域や湿度等の研究をされている大学の教授、
工務店、ハウスメーカーの研究所の方々が、住樂の物件を視察しに来られました。
上記した蓄電池を導入し、電気の自給自足に取り組んでいるお客様のお家も含め、3物件をご案内しました。
実は2年ほど前にもいらっしゃっていて、その時からの変わらずに続けている部分、
成長した部分も見ていただきました。
その時の様子も、後日お伝えしたいと思っております。
少し前置きが長くなってしまいましたが、
25号が本日から明日にかけて近づいています。
取り急ぎ、樹脂サッシの対策について書かせていただきます。
住樂のオーナー様、そうでない方も是非参考にして下さい。
備えは大事ですが、慣れない作業などで怪我などしないよう、十分お気を付け下さいね。
<ドレーキップ窓>
この小窓の網戸は、外開きです。ピンの留め具外れ、風圧で網戸が被害を受ける恐れが
ありますので、以下の対策をお願いします。
まず網戸を簡単に外れないように、留め具部分を紐で縛って固定しましょう。
結束バンドだとなお良いです。
そしてしばらく開けない窓・・・お掃除を怠るとこんなことに、、、
汚れがたまり、機密性を高める黒い弾力のあるパッキンが劣化して固くなってしまっています。
そうなると本来の働きも弱まってしまいます。ついつい忘れてしまいがちですが、
日頃から窓の枠までこまめなお掃除を心がけましょう。
特に台風後はゴムパッキンのお手入れをお願いいたします。
<引き違い窓>
この重なる部分の上の角にあるつまみのようなもの(障子外れ止め)が下がっていないかご確認ください。
下がっている場合は以下の対策をお願いします。
まずマイナスドライバーでこの丸いキャップを外します。
そしてこの穴からプラスドライバーを入れ左にネジをゆるめ、上の障子はずれ止めを上にぐっと押し上げます。
上に押し上げた状態でネジを戻して固定させます。
これでサッシが上下にガタガタ浮いたりせず、枠の中で固定されます。(開け閉めに影響はありません)
反対側、そして網戸も同様です。
サッシの調整など詳しくはこちら☟(p11参照)
https://www.excelshanon.co.jp/material/pdf/triatukai.pdf
以前ご案内しましたが、雨戸のない大きな掃き出し窓は、こうして杉板を張って保護しておくと安心感がかなり違います。
そして前回ガラスの飛来物の対策として、布製のガムテープを格子に貼ることをおすすめしましたが、事務所のガラスも数日後剥がすとばっちり粘着剤が・・・
この粘着剤、100円ショップにも売っているシール剥がしスプレーで簡単に落とすことが出来ました。
同じ現象で困っている方がいましたらお試し下さい。
暴風域に入ってからの作業は危険ですので、お早めに対策をして、ご自分では無理そうな場合はどうぞご一報下さい!
気象庁:
JTWC(米軍台風進路予想): をチェック!
右の真ん中あたり、オレンジでマークした部分をクリックすると、最新の台風予想進路が確認できます。
※iphoneをお使いの方は「Windy.com」というアプリもかなりおすすめです!
https://itunes.apple.com/jp/app/windy-com/id1161387262?mt=8